小型船舶用救命浮環(浮輪)

小型船舶用救命浮環(浮輪)

小型船舶用救命浮環(浮輪)の画像

救命浮環は、船から転落した人の方向に投げて、つかまらせて救助するための設備です。

救命浮環は、固型式及び膨脹式のものがあり、7.5Kg以上(大人約1人分)の浮力があります。
固型式のものは、円形、馬蹄型の2タイプがあります。膨脹式救命浮環は、携帯式で落水すると8~10秒程度で膨らみます。

使用方法

救命索の端を船にしっかりと結ぶか、手に持って放さないようにして、落水者の方向(転落者よりも遠く)へ投げてください。落水者がロープを掴むか、ロープに腕を掛けたことを確認し、速やかにロープを引いて落水者のところまで浮環をたぐりよせます。

設置方法

万一の救助時に備えて、すぐ使用できる場所に設置しておきましょう。また、十分な長さ(15m以上)の浮揚性を有する救命索を取りつけ、索が絡まない状態で設置し、速やかに使用できるようにしておく必要があります。

表示方法

救命浮環には、「船名又は船舶番号」及び「船籍港又は定係港」を記入しましょう。

小型船舶用救命浮環(浮輪)

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